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相変わらずと言えば、
相変わらずの現状にうんざりし、クレイは二人を窘めた。
「ちょっとあんたら、いい加減にしてよ。」
「へーい。」
注意されて、ヒゲとジョーカーはあっさり喧嘩をやめる。
あまりにも早い切り換えだが、
元々、このギルド特有のじゃれあいで、
本気で喧嘩しているわけでもない。
加えて昨日から、彼らは微妙に元気がない。
なんだかんだいって、無邪気な新米は、
今やギルドのムードメーカーとなっていたし、
自ら望んだとはいえ、他ギルドへの加入及び、
Gv参加はけして楽なものではないだろうと、
安易に予測が付く。
いくら無神経を絵に描いたような二人でも、
気になるのだろう。
「その健全な精神を、別の方へ向けられないものか。」
まず無理だと判っていることを、
思わず考えてしまい、クレイは自分にため息を付いた。
その隣に、すり寄るようにジョーカーが座る。
「ため息とか、元気ないじゃないですか。
ポール君がいないのが、寂しいんですか?」
「まあ、そういうことにしてもいい。」
それはお前だろうと思っても返さず、
クレイは適当に相づちを打つ。
そんな気のない返事に気後れすることなく、
ジョーカーは慣れ慣れしく、彼女の肩に手を伸ばした。
「でもまあ、いいじゃないですか、
たまにはうるさい子供がいない方が。
静かな大人の時間を楽しみましょうよ。」
「このギルドに、大人なんかいたっけ?」
もはや、突っ込むことすら無駄としか思えず、
自然とクレイの声は平坦になる。
反面、対応は非常に冷ややかではあるものの、
伸ばした手を振り払われないのをいいことに、
ジョーカーはますます調子に乗って、
そのまま彼女を抱き寄せた。
「やっと・・・二人っきりになれましたね、クレイさん・・・」
「ワシは? ワシは?」
ジョーカー特有の強引な展開と、
無理矢理にでも混ざろうとするヒゲのアピールに、
流石に眉をしかめ、クレイはジョーカーを押し退けた。
「本当、暑苦しいな、自分は。」
「またまたー 嬉しい癖に照れちゃってー」
仮面の上からとはいえ、容赦なく、
顔をつかんで押し退けられているというのに、
ジョーカーはめげない。
クレイの肩に回した右手で引き離されるのを阻止しつつ、
腰ごと抱き寄せようと左手も伸ばす。
「自分に素直になりましょうよ。
体が僕を求めて仕方ない・・・っうげ!」
彼は最後まで、話すことができなかった。
アサシンギルド推奨防具、
シーフクロースの隙間を縫って、
クレイの手刀がわき腹に食い込み、
急所を突かれたジョーカーは、本気でせき込む。
「グエホ、ゲホッ!」
「単なる素手を凶器に変える。
これがプリの支援魔法イムポシティオマヌスです。」
「やんや、やんや!」
ギルメン相手に対魔物用攻撃支援スキルを、
躊躇うことなく使ったばかりか、
結果、わき腹を押さえて、うずくまるアサクロに、
ハイプリたちは全く目もくれず、喝采する。
「ちょ、いくら何でも、魔法は酷すぎるよ!」
あまりに酷いと、ジョーカーは半泣きで抗議した。
「その危険性の高さから、
魔法は人に対して使っちゃいけないのは、
レンジャー規則に問うまでもなく、一般常識でしょ!
出るところでたら、普通に犯罪だよ!」
「残念。
その規則は正当防衛、
特に婦女暴行に対し、免除される。」
「出るところにでたら、
ジョーカーがベッキーを襲ったと、
ワシは全力で証言する!」
「ちっくしょう、ある意味否定できねえwwwwwww」
魔法で攻撃されたという事実だけをとれば、
警察沙汰となってもおかしくない状況でありながら、
その経緯故に、ジョーカーは唇を噛む。
「大体、なんだよ!
本来、仲間を攻撃から守り、
傷を癒すことに特化したハイプリーストの癖に、
自ら怪我人出してどうするんすか!!」
「そんなこと言ったって、
うちは攻撃魔法に特化したMEプリだしー」
「ワシは物理攻撃に特化した殴りプリだしー」
「この異端プリどもめwwwwwwwww」
めげずに別方向から攻めてはみたものの、
やはりプリコンビの防御はピクリとも崩れず、
ジョーカーは敗北を悟った。
ある程度のセクハラは見逃されるが、いざとなれば、
洒落にならないレベルで攻撃される現状より、
普通に嫌がられ、適当なところでやめさせられる方が、
被害が少ないのではないかと、彼が逡巡し始めた横で、
ヒゲとクレイはのんきに笑いあう。
「しかし、ジョカさんのセクハラ、
久しぶりにみた気がするわ。」
「何言ってるんだ、いつだってジョカはエロいよ!」
そのまま、ゲラゲラ高笑いするのかと思えば、
揃ってため息をつき、
この世の終わりのような顔になった。
「本当にね・・・どうしようもないよね、ジョカさんは・・・」
「マジでキモいよね・・・」
「ちょっと待て、貴様等wwwwwwwww」
普通に心から嫌がられる空気に耐えきれず、
再び、ジョーカーが抗議する。
「言われたくない! ヒゲにだけは言われたくない!
大体、このギルドにいるって時点で、
クレイさんだって、
同じ穴の狢みたいなもんじゃないですか!!」
「うちはあくまで内縁の仮所属で、
正式には全くの無関係者ですけどね。
例え、同じギルドだとしても、
あからさまに違いがわかるのに、
同一視するのって差別じゃないかなあ。」
純粋な義理による返答の所為、
クレイの声は非常に平坦だったが、
冷淡さが減少したわけではない。
「きいいい、ああ言えば、こう言うんだから!!」
「本当、よくベッキーはうちにいるよな!」
抗議する端から、
やる気の欠片もない癖に手酷くあしらわれ、
ジョーカーが悔しがり、
ギルマスにあるまじき台詞を吐きながら、
ヒゲがゲラゲラと笑う。
そんな二人を横目でみて、
そろそろ潮時と、クレイは話を変えた。
「どっちかと言えば、
今までポール君がよく持ったと思うけどね。」
その一言に、ジョーカーとヒゲが少しまじめな顔をする。
「たまり場では下手ネタまみれの馬鹿騒ぎ、
行く狩り場はカタツムリ池やマンドラゴラ森と、
下級の弱い敵ばかりで、
文句の一つも出なかったのが不思議だわ。」
いつまで緩い狩り場に、
ポールを漬け込んでおくつもりだったのかを問う、
冷ややかな視線と言葉の刃に、
ヒゲとジョーカーはうっと顔をひきつらせた。
「逆に言えば、それを良しとしてた、
彼の甘さが問題なんだけども。」
実際、自分もポールを庇いすぎていたかもしれないと、
クレイは頭を掻く。
「弓手ばかりのフェイヨン出身だから、
あんまり多くは望まなかったけど、
寛容と甘やかしは似て異なるのよね。」
仮に剣士としての知識がなくとも、
その分、別の何かがあるはずで、
全くの無知無力な新人として扱う必要はなかった。
後悔し、半ば自棄になっているのか、
どうでも良さそうに言う。
「祀ちゃんも、筋は悪くないのに、
経験値が足らなすぎるってぼやいてたし、
真面目な話し、今回の件はいい機会だったかもね。」
「でも、大丈夫ですかねー」
淡泊な彼女と反対に、ジョーカーが不安気な顔をする。
「いくら向こうがO.K.したって、
レベル違いだし、Gvなんか無理でしょ。
ちゃんと面倒みてくれるんですかね。」
「さて、どうだか。」
内情を知る分、ある程度の予想がつくのか、
ジョーカーの不安を煽るようにクレイが首を振った。
「あそこ、そろってマイペースだから。
もうちょい、ギルマスが関与するべきだと思うけど、
フェイさんは面倒見良さそうで意外と悪いからな。」
それを聞いて、
うーんと今更ながら悩み始めたジョーカーに、
慰めにならない程度のフォローが入る。
「まあ、祀ちゃんがいるから、
少なくとも、ハブにされることはないだろうし、
上手く馴染めれば、剣士系列ばかりだから、
MPも知識的にも、経験値は相当たまると思うよ。
実際、転職して戻ってきても、おかしくはない。」
ドスコイで甘やかされた分、
厳しく鍛え直して貰えればしめたもので、
自分たちでは教えられない騎士のノウハウを学べれば、
ポールの将来に関わるほど有意義な経験となるだろう。
勉強ついでに転職試験を受けるためのMPを、
稼げれば尚更良い。
2次職検定を受けるまで1年、
少なくとも半年は1次職で下積みを行い、
基礎技術をしっかり身につけた方がいいとは言うが、
やはり、騎士と剣士では雲泥の差がある。
使用許可されるスキルも増えるし、
臨時パーティーを組むにも、
一般市民の依頼を受けるにしても、
転職していた方が話が進みやすい。
なにより、騎士は騎乗獣を飼う可能性が非常に高いが、
ただのペットならば兎も角、
騎乗獣としてのペコペコを飼うには、
騎士ギルドの許可と資格がいる。
ポールは動物好きだし、故郷で鷹の世話をしていたから、
そう苦労はしないだろうが、
ギルメン以上に生死、苦楽を共にする、
相方ならぬ愛鳥と少しでも多くお互いをわかり会い、
騎士としての動きを訓練するためにも、
出会いは早い方がいい。
そう考えれば、転職だけでもさせてしまいたいところで、
ドスコイでは火力不足でいけない狩り場に、
連れていって貰って、がっつり稼げればしめたものだ。
「だけど、相当、キツい思いをするだろうなあ。」
今度は珍しく難しい顔で、ヒゲが言い、
クレイはあっさりと頷いた。
「元々、レベルが段違いだし、
奴ら、狩ると決めたら、半端ない狩りするしね。
逆に言えば、それをこなす実力があるってことだけど。
祀ちゃんだって、あの若さでLKだし。」
「言われてみれば・・・」
東洋系は若く見えると言うが、
マツリはポールと同じか、多少年上程度。
16・7歳、大目に見て18歳だとしても、
LKになるにしては若すぎる。
ヒゲやジョーカーもかなり早い時期に転職した口だが、
必要な条件が揃ったのは20歳を過ぎてから、
それも相当な無理をした上で可能となったことだ。
職にもよるが、
三次職に転職する平均年齢は25歳と言われ、
転職せずに引退することも、少なくない。
本人が望むか否かも、大きいとはいえ、
三次職になるのは、難しいのだ。
「狩りのことで不安要素があるとしたら、
情報収集がちょっと甘い辺りかなあ。
一度、レンジャーギルドからの注意勧告確認しないで、
海底神殿に潜って、
異常発生したポセイドンの群に襲われて、
壊滅しかけたことがあったっけ。」
そのころ、ポールたちは正に情報不足より、
生体研究所で瀕死の危機を迎えていたのだが、
クレイの知るところではない。
「つっても、プリがいなけりゃ無茶はしないし、
いれば、それこそ滅多なことはないだろうし。
あそこのハイプリは凄いよ。
あれより腕のいいプリとなると、
国中浚っても、そうはいないだろうね。」
「ほー そんなに凄いのけ?」
「うちなんか、足元にも及ばないよ。」
純支援と比べれば、
攻撃魔法に特化したMEが不利なのは当然だが、
それを差し引いても、有り余る実力があると、
クレイは言いきった。
「だから、大丈夫だとは思うんだけどね。」
大丈夫と言いつつ、ふいっと視線を逸らす。
どうにもすっきりしない態度に、ジョーカーは苛立った。
「だったら、何の心配もいらないじゃないですか。
よけいな不安を煽るような態度はやめてくださいよ。」
「いや、まあ、そうなんだけど。
そのプリが暴君だから、気になるって言うか。」
言いながら、クレイが支援魔法の一つを使う。
普段使われる、体力増強や、
精神力向上などの効果を持つ支援魔法とは違う、
ふわっと、体が軽くなったような感覚に、
ジョーカーは戸惑った。
暗噸とした顔でクレイが魔法効果を説明する。
「サフラギウム。
対象者の魔力調整を手助けし、
詠唱を早める効果を持つ支援魔法の一つだけどね。
純支援プリなら必須といえなくもないけど、
自分には使えないから、MEプリ的には微妙だし、
SWやアスペルシオなど、持ち手を強化した方が、
なんぼか役に立つね。
それなのに、どうしてうちが、
使えるのかっていうことなんですが。」
プリースト最大にて唯一の範囲攻撃魔法、
マグネスエクソシズムを操るために、
通常のプリーストとは異なる技術に、
専念しているはず彼女が、
何故、必要のないスキルを修得しているのか。
苦渋のこもった声で、理由は述べられた。
「とらされた。あそこのハイプリに。」
技術にしても、魔法にしても、
人が一生のうちに覚えられるスキルはそう多くない。
いくら親しくとも、他人のために、
必要のないスキルを覚える余裕はないのが普通であるし、
ある種の覚悟がなければ、
自分の都合で他人の人生を左右するような、
スキル修得は望まない。
そのハイプリと、
それなりの関係だったのならまだ判るが、
口振りからすると違うらしい。
今一つ、要領を掴めないまま、ジョーカーは指摘する。
「断れば、よかったじゃないですか。」
「押し負けた。」
だからどうしたと続ける暇もなく、
返ってきた言葉の意味が理解できず、
ジョーカーは首を傾げ、
同じく、よく分かっていないヒゲが問う。
「負けたの? ベッキーが?」
「うむ。」
「んー」と、二人はそのまま考え込み、
30秒ほどしてようやく事実を飲み込み、そして叫んだ。
「ちょwwwwww
なんすかwwwwwwwそれwwww??!!」
イズルート、いや、
ミッツガルド王国最強最悪と思われる、
ヒゲの超独特自己主張も、
ジョーカーの絶対的セクハラ発言も軽く受け流す、
この、クレイが負けた。
「それってwwwwwどんだけwwwww」
「ありえなすwwwwwベッキーが負けるとかwww
ありえなさすぎるwwwwwww」
軽いパニック状態に陥った二人を余所に、
遙か彼方を見つめながら、クレイは言う。
「大丈夫かなー 本当、ポール君大丈夫かなー
大丈夫だよねー
向こうの都合で騎士志望キャンセルして、
クルセに転職程度なら、まだマシな方だよねー」
同じ騎士系列とは言え、
ポールの希望するナイトとクルセイダーは、
性質も修得技術も正反対に近い。
相当な方向転換だが、そんな無茶を強いて、
まだマシとはどういう事か。
慌てて、ヒゲが問う。
「更に酷い状況といいますと?!」
「ポール君は弓手の多いフェイヨン出身者だから、
ハンターに方向転換。
仮に騎士の方に行ったとしても、
ナイトすっとばしてLKになったりとか。」
その予測に、二人がそろって大口を開ける。
「いくら、幼い頃から弓に触れてるったって、
簡単になれるほど、ハンター試験は甘くないでしょ!
進路変更なんか出来るわけ無いじゃん!」
「仮にも最高職の一つになるからには、
相当な技術と知識、上納MPが必要で、
必要な段階に達するには一生かかるとも言われるのに、
一ヶ月足らずでどうにかなるようなもんじゃないぞ!」
あまりにも、あり得ない予測に、
ヒゲとジョーカーが口々に常識を述べるが、
クレイは過去の事例であっさりと覆した。
「以前、アコライト試験の勉強中だって新人さんが、
いつの間にかセージになってたり、
ケミの友達が、ある日突然、
クリエイターになって帰ってきたことならあった。」
「うわあ・・・」
どれだけ激しい狩りをすれば、そうなるのだろう。
予想道理、完全に引いているギルメンに、
無茶を常識で止めるのは自分の役目だったはずだがと、
考えながら、クレイは言葉を続けた。
「仮に、方向転換したとしたら、
それはそれで、いいよね。
キッカケが他人に言われたからでも、
もっと向いてる職や、
やりたい職があるなら、変更もありだよね。」
転職し直すなら、
それこそ早い段階で切り替えた方がいい。
周りからなにを言われたとしても、
結局将来を決めるのも、その選択に責任をとるのも、
ポール本人がやらなければならないことだ。
「でも、仮登録した先のギルメンに言われた程度で、
方向転換するなら、
始めから家を出たりしないだろうし。」
出身者の8ー9割がハンターになるというフェイヨンで、
ナイトを目指すなど、家族、
下手すれば村総出の反対を受けるに決まっている。
ポールはあまり家のことを言わないが、
それを含めて、少なくない葛藤の上での上京だろう。
多くのことを踏まえた上で、クレイは言った。
「大丈夫。どんなきつい狩りや訓練だって、
たった一人で騎士を目指した、
あの覚悟があれば、乗り越えられるはず。
うちは、ポール君を信じるよ。」
その確信に満ちた言葉に、
ヒゲとジョーカーは納得し、うなずき掛けた。
途中で止まったのは、
クレイがボソリと一言、付け足したからだ。
「まあ、例の新人さんは性格変わっちゃったし、
ケミの友達はしばらく引きこもりになったけども。」
「ちょっとwwwwwwwwwwwwww」
再びパニックを起こす二人に、
のんきにクレイは言う。
「大丈夫だよ。
ユッシンは神の腕を持つ男だから、
大半の無茶は何とかしてくれるよ。
帰ってきたポール君はよく判らない言葉を、
つぶやくようになってるかもしれないけど。」
「その言葉のどこをとっても、
全く大丈夫じゃないんですが!
何を持ってして大丈夫なのよ!!」
ガクガクブルブルと震えながら、
つっこむジョーカーに、胸を張ってクレイは答えた。
「だって、今まで死人はでなかった!
うちがハイプリになる前、
手伝うから転職しろって振り回された時は、
文字道理3回ほど死に掛けた、っていうか、
死んだ所をあの世から引き戻されたけども!」
「本当、どうして止めなかったんですか!!!」
「ポール君、カムバッークッッッッ!!!!」
鬼、悪魔、人でなしと、自分を罵るジョーカーや、
あらぬ方向に向かって叫び始めたヒゲを無視して、
クレイはゆったりと足を組み直した。
前例をみているので、ポールが心配なのは事実だが、
同時に無茶を強いられるとすれば、
ユッシが彼に興味を持ち、育てようとした場合で、
その危険性を知る周囲が決して許さないことも、
彼女は知っていた。
知っていて、それは黙っていた。
半狂乱になって暴れるギルメンをみながら、
クククとクレイは笑った。
このハイプリは、最近結構酷い。
| 10 | 2025/11 | 12 |
| S | M | T | W | T | F | S |
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残り1割に真実が混ざってないことも、
ないかもしれない。
取り合えず、閲覧は自己責任で。


